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芝居は夜つくられる。
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劇団大阪、ついに最終稽古。

今日はゲネじゃなく最終通し稽古だったよ。まだまだ発見がある!
稽古後、演出の堀江さん、小石さん、山内さん、客演の山本くんと、定番の岷龍で飲む。盛り上がる芝居話は止まるところがない!明日は本番だけど、まだまだ新しい視点での解釈や、体験話に花が咲き、日々、作品はリニューアルされていく。
明日は『月夜の道化師』後半戦の初日だが、全く初めての「初日」の気分♪
稽古後の劇団員皆さんの行きつけの飲み屋には一升瓶の焼酎が“劇団大阪”の名前でボトルキープされてある。これを飲んで喋って、想を得て創り上げた芝居もいっぱいあったな。っていうか、俺と山本くんと堀江さんがほぼ固定メンバーだから、この3人で一升瓶を空けてるようなもんだが…f(^_^;)

劇団大阪に乾杯!

そして『月夜の道化師』公演成功を願って、乾杯!!

酔眼で、車窓から揺られ見上げる夜空に、月は浮かんでいない。でも、初顔合わせの頃の、今年の長咲き桜を照らす月夜はよく覚えている。

明日からの『月夜の道化師』もベストを尽す!! 
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by mop-okamura | 2006-06-30 00:38
行ったり来たり
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遊劇体の「稽古」はハ・マ・ル。 

あかん、あかん、こっちの世界に帰ってこられへんようになる(笑)
当たり前やけど、劇団によって稽古のやり方も芝居の創り方も、目指す芝居も異なる。カラーちがうんやから、当たり前やな。 10年くらい昔、京大西部講堂の暗闇ん中でドキドキしながら息を潜めて観た、遊劇体のすっげ~アングラ芝居の記憶は、かなり印象強く今もある。ニンゲンの意識の下層にあるものを炎であぶり出し、投げつけるように見せてくれる、そんな芝居だった。 劇団のロゴマーク(写真)があるんやけど、そのデザインは、劇団色(特にあの頃のニオイ…)が反映されてて、なかなか面白い。
現在の遊劇体は利賀村にも常連。一種独特な世界観を独自な演劇アプローチで成立させるかなり洗練された芸術集団だ。
遊劇体の舞台はいつも“結界のはられた空間”に見立てられ、意識界と無意識界が錯綜する世界を目のあたりに見せてくれる。 本来、原始演劇は呪術的な祭事か。
ハレとケ。 陽と陰。 光と闇。 遊劇体の劇世界を読み解くキーワード。

キタモトさんの精華演劇祭パンフに寄せたコメントがある。
「…〈ヒト〉を見つめ〈ニンゲン〉を描く。そのためにはよけいな〈モノ〉はそぎ落とす。舞台には普遍的な〈ニンゲン〉の生き様だけが立ち現れ、客席にはじんわりと感動を残す。演劇の時間と表現の可能性を信じるのだ…』

「普遍的なニンゲンの生き様」か~。
キタモトさんの文脈からは離れるけど、最近ちょっと、役づくりの参考になるかと思って、「新興宗教の本」じゃなくて「新興宗教を扱った本」を何冊か読んでいる。知りたいのは教義の方じゃなくて、新興宗教にハマる人の体質っていうかタイプなんだけどね。 結論から言うと、あんまりよくわかんない(^_^;)

「絶対幸福」って何? 「絶対自由」って何?
それを得るために修行生活に入ることが真理に近づく道と奨励され、人間としての普遍的な生き方とされる。…らしい。

だけど。
喜怒哀楽は人間の感情だから、それをともなわない幸福や自由ってあるのかな?なんかちょっと別物のような気がするけど。 太宰の「…ただ、一っさいは過ぎていきます。」っていう“聖諦”に近い境地みたいなもんをいうのか? それを穏やかで何物にも心が縛られてない、苦悩を越えたホントの自由って捉えているのかな?
う~む、興味深いけど、わかんないやf^_^;

ま、なんにせよ、もっと簡単に、人間の生き方って、要は、その人その人の姿勢と覚悟があって、後は、司馬遼がいうように「…その場その場で絵を描いてゆく…」。先ずはそっから、って気がする。

人間の生きる“熱”ん中にこそ色んなものを見つけられる気がする。

そんな“熱”ん中で生きることを信じたいし、そういう熱や体温を演じたいなぁ。


(6月27日)
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by mop-okamura | 2006-06-29 14:57
前半戦、終了~♪
『月夜の道化師』、前半戦(6/23~6/25)が盛況のうちに無事終りました。ありがとうございました(^_^)。 『月夜…』公演はまだまだつづきま~す♪
今週末(6/30~7/2)から始まる後半戦は、さらにパワーアップして皆さんの前にお目見えします。前半戦を見逃してまだ観てないって方、是非この機会に一度、渡辺えり子さんの劇世界を堀江演出がどういう切り口で見せるか、目撃しに谷町劇場まで足をお運び下さいませ。

この作品は、渡辺えり子さんの昭和三部作のひとつ。

桜。 満月。 家族。

散る桜、残る桜も散る桜。 人生も月の満ち欠けに例えうるか。
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by mop-okamura | 2006-06-26 22:52
初日!
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『月夜の道化師』本番、始まりました!

いつも思うんだけど、芝居はお客さんあってのものだね~。蓋を開けてみるまでホントわからない。お客さんの目に晒されて初めて、芝居が固まるっていうか、ひとつの安定を迎える感じがする。
いくら稽古でこの芝居について語りつくしても、初めて観るお客さんの目にどう映るのかはわからないし、読めないしね。
やっぱ、そうだよね!って予期してたリアクションもあれば、あっ…ここはそうなんや~って反応もあって刺激的!。

芝居はライブだ。
今日のお客さんから頂いた“発見の芽”は必ず育てる。

芝居はライブ。

役者も生きもの。

今日とちがう明日。 明日のステージはまた今日とちがうどんなものになるだろうo(^-^)o !?

気をぬかず、楽しみながら見つめつづけていきたい。
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by mop-okamura | 2006-06-24 00:33
いよいよ明日 !
明日は、劇団大阪公演 『月夜の道化師』(作/渡辺えり子 演出/堀江ひろゆき) 本番!
いよいよである。

昨日のGP(ゲネプロ)、今日のテクニカルチェック。ふたを開けてみるまでやはりわからない。
初顔合わせの、春三月桜咲く♪の頃を思えば、ずいぶんと日を消して来た気もするが、もう本番じゃん!って、あらためて気も身も心も引き締まる。

どんなお客さんと出会うのだろう。 期待と不安…いやちがうな、期待と期待だな…o(^-^)o
醒めながら熱く熱く演じたい。
出待ちの袖の暗がりの中、手に汗握りながら、しずかに、渡辺えり子の世界よ伝われ、と願っている。
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by mop-okamura | 2006-06-22 23:15
赤とんぼ
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㊤ 劇団パノラマ☆アワー公演 『ぼくのパノラマ昆虫記』より “らっきょ”こと、久保 将 (少尉) 役
㊦ 赤とんぼ(海軍93式中間練習機)

あぶね~っ!

最終電車乗遅れそうやった(>_<) 京阪、阪急どちらもOUT ! JRの最終に跳び乗って、ぎりぎりセーフ。ふうっ。

というのも、稽古終わりでの酔話ん中で、高木さんの思いがけない過去を聞いて眩しくてまぶしくて!
俺ね(知ってる人は知ってるね)、太平洋戦争末期の特攻隊に昔から興味があって、それも海軍よりは陸軍特別攻撃隊の方に。
高木さんは今でもセスナを操縦するってんで、いつから免許をお持ちかとお聞きしたら、なんと、八尾航空隊の最後の少年飛行兵だったという。じゃ、じゃっ、赤とんぼ乗ってはったんですか―っ!?

当時、陸海軍問わず航空隊の練習機は機体をオレンジ色に塗装した複葉機で“赤とんぼ”の愛称で親しまれていた。でも機体は見た目ほとんど同形だけど、陸軍と海軍のそれは各々別の航空技廠で造られた別機種で、海軍の赤とんぼ(←93式)の方が一般的には有名だけど、立川で製作された陸軍の赤とんぼ(←95式陸上中間練習機)の方が俺は好きだ。
高木さんは陸軍の空中勤務者(←海軍の方では搭乗員と呼ぶ)だったんだo(^-^)o
こんなところで、赤とんぼ乗りの生き証人の方にお会いできるとはッ…感激した(;_;)

昨年、芝居で赤とんぼ特攻隊員の役を演った。
芝居の中にはでてこないけど、史実上、赤とんぼに5番(250㎏爆弾)をくくりつけて体当たりを敢行し、特攻最後の成果をあげたのは第三龍虎隊だ。
またあの芝居を再演する時の役作りの参考になるし、個人的興味からも、もっともっとお話を聞きたい。と思ってるうちにタイムリミット! わ~! 駅へダ―ッシュ!
次の機会にまたゆっくり、お話うかがいます!

今回の『月夜の道化師』も、特攻が登場人物それぞれの精神史に濃淡さまざまの陰を落とす。

登場人物のドラマの向こうに、「命の重さ」が浮き彫られてみえれば、
と思う。


(6月19日)
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by mop-okamura | 2006-06-20 14:28
いよいよ今週
今週末から劇団大阪の本番が始まるよ!

連日の稽古もいよいよ佳境を迎えて大詰め、今日は初めて衣装つきの、明かりが入っての通し稽古をした。今回の『月夜の道化師』は衣装が結構楽しめる。「なんでそんな格好してんの?…(笑)」ってのが多いから、衣装着た皆の姿をみて、意外だったり、意外なはずなのに全然ふつ―だったり…オモロイ(*^_^*)
芝居は俺に関していえば、「役」もほぼ固まってきたかなぁ~、ま、まだまだ何が起こるかわからないし決めてないし、これからが一番デリケートで豊かな時期だから、楽しみながら面白可笑しく挑戦しつづけるぜ。

稽古終わり、『和』で皆でわいわい飲む。 そこでもやっぱりさっきの衣装話。意外性をねらって着た衣装が似合いすぎて、台本のネライが成立しない山内さんに話の花が咲く。そうだ!夏服にすればっ!ってことで酔議一決、さっそく小石さんが実家にTELして送ってもらうことに。飲んだ勢いで皆うるさいって(笑)! 水曜日が楽しみだ。夏服もっと似合いすぎてたりしてな…ははは。


(6月18日)
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by mop-okamura | 2006-06-19 12:45
鏡野町 大自然アルバム (Ⅲ)
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①鏡野の山々
③雨に濡れて滑りやすくなった山肌を慎重に登る。
④中林滝の前で。⑤紅葉苺。 野イチゴで葉がモミジの形してるのでこう呼ばれるんだそうだ。薔薇のようなトゲが茎にいっぱいあって、採る時、ちょっと注意がいる。俺は血だらけになる前に長袖借りて着て、採った(^_^;)。
⑤今日の野イチゴ狩りの収穫!

今朝(6/17)は、静かな山々も曇り空につつまれてちょっと重たげ。
でも山の緑にすっかり気持ちも洗われて、すっきりした気持ちで鏡野を後にした。

ほんまにリフレッシュした気がするよ♪

明日からまた頑張ろうな。
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by mop-okamura | 2006-06-18 01:14
鏡野町 大自然アルバム (Ⅱ)
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①お~たまじゃくし~はカエルの子 ♪ 足が生えてきたカジカガエルのオタマジャクシ
②岡山県の道標(?)とモリアオガエルの卵がある田んぼ
③田んぼの畦道のあちこちにモリアオガエルの卵が!白いからよく目立つんだよ。 田んぼの水面から10㎝位上の畦道に、20㎝大の白いマシュマロみたいな卵が産み付けられてた。卵から孵ってオタマジャクシになると、その重さでマシュマロごと下の水面に落ちるように出来てるんだって。 へぇ~、自然ってよく出来てるね~。
④お! あんな木の上にもモリアオガエルの卵がっ。 あんなとこまで、よ~上ったな~!
⑤ナナフシ。 まだ子どもだよ~。
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by mop-okamura | 2006-06-17 23:55
岡山県 鏡野町 大自然アルバム (Ⅰ)
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①~③ 俺の掌ん中で、白緑色に光りつづけるゲンジボタル
④ ゲンジボタルをお腹側からみてみると…
⑤ あっちの水は苦~いぞ、こっちの水は甘~いぞ♪

梅雨の間をぬった、お天気ん中、高速をとばすこと約2時間半、閑散とした中国自動車道を突っ走って京都から実に250㎞、津山より更に20㎞奥まったここ鏡野は、岡山県の大自然!

気心の知れたみんなと、わいわい一緒(*^_^*)
昨夜は夕食の歓待を受けて猪肉、蟹、キリアイなどをご馳走になった。ほんまに心尽くしの料理。
“キリアイ”って聞いたことある?高知県産の貝なんだって。巻貝からのぞき出る貝の足がまるで“刀”みたいな形をしてて固く、これで外敵と闘うのかな…?…キリアイは“斬り合い”、別称で“チャンバラ”とも言うんだって。 ほんまに珍味で、ここで出された時にしか食べたことないし、他で見たこともないわ。

それよりそれよりo(^-^)o
感動したのは夜の蛍! 鏡野は「ホタルの郷」と言われている。 蛍は夜8時半位に最も宙を舞う、ってんで、半袖では寒いくらいに澄みきった夜気ん中、サラサラサラサラ清らかな音ばかりがする川の淵をのぞきこんで見た。辺りは漆黒の闇。隣の人の顔さえ見えない。

おっ。おっ。おっ。 いるいる! ふわりふわり 心細げだが確な光だ ふわりふわり かなり明るいな  ふわりふわり  白緑色の光の乱舞だ

き れ い。。。

西日本のゲンジボタルは2秒間隔で光り、東日本は4秒間隔なんだそうだ。 ホタルの光はオスがメスを呼ぶための信号。西日本の雄ホタル、がんばってんな(^-^)/ 西日本のホタルを東日本で放したらどうなるんやろうね?

鏡野チャンネルのローカルTV「ぐるぐる鏡野」もオモロクて特筆! 番組のスイス人リポーター、ハンク=オレリコンがいい味出してるし、ちょっと無理矢理な進行と無茶苦茶強引なカットがツッコミどころ満載で、きっと、俺らの笑い声は、静かな静かな山の夜の中をいつまでも‥いつまでも…木霊のように響きわたっていたにちがいない(笑)
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by mop-okamura | 2006-06-17 23:52



岡村宏懇のブログ
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