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〈答え〉を探しながら
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(写真)

【1】

サーチン役の桑ちゃん(左側)と役者役のエノちゃん。メイクというよりは特殊メイクに近い2人(エノちゃんは女性だけど、男性楽屋でメイクしてても雰囲気に馴染んでて違和感ない(笑))。

【2】

サーチンは芝居のオープニングからずっと顔面に血流してて、最後まで流血が顔から消えることはない。素顔わからへん(笑)。写真はサーチンの血糊顔のベースだが、本番ではこれにさらに生々しい血飛沫が付着する。
芝居中でこんなシーンがある。
イカサマ博打で額をハンマーで割られて血まみれになったサーチンが私(ルカー)のとこに来て
 『どうだ?あんたも飲みにいかんか?』
と誘うシーンがあるのだが、目の前で血をポタポタ床に流すサーチンを見て、
 (お前は、そのまま病院へ行ってこい!)
と、いつも心の中でつぶやく私です(^。^;)

【3】

桑ちゃんの目をよく見ると、カラーコンタクトしてるみたいに瞳が赤い。
実はコレ、カラーコンタクトじゃなく、流血した血糊が目に入り、普通のコンタクトレンズが赤く染まったもの。。。おいおい!目、大丈夫かよ(笑)
いつも血糊付きコンタクトをして本番で共演者をギョッとさせる赤い瞳のサーチン! 役者魂全開です。

【4】

鐘下さんのいつものダメ出し風景を再現するクレーシチ役の高橋さん(笑)。
ホワイトボードは舞台を俯瞰した動線図面。この将棋盤みたいな区画割り図面に、役者の駒が配置され、明かりと役者の位置関係の細かな説明がなされます。

【5】

劇場の中庭から見上げた名古屋の空


何回稽古しても本番の中でしか見つけられない「何か」というものが芝居にはあって
昨日の本番でそういうものに触れられた気がした。
手応え…というか 役の〈影〉…というか…
本番の回数を重ねていく内に、チームワークも固まり芝居も進化してゆく。

机上で頭でいくら考えても答えの出なかった〈答え〉が、本番中の舞台上に在る。

それに応え、それに感応しながら
今日も楽しんで舞台に立ちたい。

いよいよ楽日です!

最後の最後まで
私は私のルカーの影を追い求めつづけます

がんばります☆
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by mop-okamura | 2010-02-28 10:10
『どん底』二日目
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昨日手に入れた「役」への手掛かりは方向がちょっとズレてたようだ。。。
マチネの演技を再修正してソワレにのぞむ。

共演者からは好評・好感触だったのだが
やってみないとわからないことがいっぱいだ

特に今回の『どん底』は、
演技はもちろん、役者の身体感覚が常に試される舞台で、
舞台上で感覚のアンテナを大きくはってないと芝居ができない。。。

例えば照明ひとつとっても
とにかく細密な照明で、
全ての役者の演技場所が細かく細かく区画で決められている。
一見 シンプルな素舞台なので広々と自由に動けるように見えるが、実は網の目のように区画分けされてて、役者はすべてどこにいてどこでセリフを喋るか決められている。
必ずその場所にいかなければならないし、いなければ照明から外れて真っ暗だ。
足だけ区画に入っても中心点からずれて立てば明かりは当たらない。
コンピューターで役者の動線が制御されてるカンジですね
(^。^;)
とにかく舞台上に目測を測るに都合良いものは何にも立ってないので、
芝居中は、
僅かな置き道具の位置や共演者との距離感を頼りに、
舞台上での自分の現在地を感覚的に知らなければならない。
(でも殺陣で、グルッと一回転したりするともう 自分の位置を見失いそうになります(^_^;))

試合中、
平たいサッカーのグラウンドで選手達が攻守のフォーメーションを瞬時に決めて動くのに、ある意味似ています。

そんな照明に照らし出される登場人物達は、
照らされるというより、光に炙り出されたように映ります。
幻想的なのです。

あ、そうだ。
“幻想的”を非日常と言い換えれば、
懐かしい幼なじみや同級生がこんなに観に来てくれる公演はなく、
いろいろ思ったことなど、また日を改めて綴りたいと思います(⌒〜⌒)
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by mop-okamura | 2010-02-27 11:16
初日
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『どん底』初日が無事に開けました。

今回は地元・故郷の公演ってこともあり、しばらく音信が途絶えてた高校時代の友達が何人か観に来てくれる。

芝居自体を観るのが初めてなので、この人生初観劇となる『どん底』がどのように映るのか楽しみでもあり、ちょっと怖くもあります(^。^;)

高校時代、部活動で苦楽を供にしたKから立派なお花が届いた(写真)。
今回は衣装もあえてボロボロのボロだし、楽屋の中も何となく色彩暗く、精彩に欠けるのだが、
この豪華なお花で雰囲気がすごく華やぎました!
目に楽しくて癒やされます♪

芝居は、個人的には未だ五里霧中。。。

暗中模索の直中にいます(^。^;)

初日打ち上げで、
役名で言うとコストイリョーフさん、クレーシチさん、ナターシャさん達と賑やかな芝居談議。
喋ってる内に〔ルカー〕像について、かなり明確なイメージを手に入れることができた。

〔役〕に向かうビミョーな軌道修正も、今となっては思ってるほど簡単じゃないけど、やれることは全部やってみたい。

終電の時間が近づき、まだまだ芝居談議に花を咲かせたかったが、明日は2ステだし、引かれる後ろ髪を引っ張って終電に飛び乗った

…のだが、

実は大きく軌道が外れて…(≧ヘ≦)

一瞬の睡魔に襲われ、なんと!降車駅をスルー

終点〈新岐阜〉駅まで行っちゃった。

戻る電車は既に無し…

なんのことはない、結局帰れんやん

くそ〜

(本番中のこの大事な時に、何やってんのかな…)

と思うけど

何年ぶりかで降り立った駅前の様を見るにつけ

建物は変わっても、私が覚えている岐阜駅前は脳裏にまざまざと蘇えり、
これまた懐かしい二十歳前後の私がそこにいるような気になるのでした

気持ちを温かく包み込んでくれる記憶の風物詩は

いつも 優しい
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by mop-okamura | 2010-02-26 09:44
仕込み
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(写真) 名古屋・栄のTV塔

仕込みました〜。

ほとんど素舞台に近い舞台美術なのですが、
音と灯りと仕掛けで、細心な舞台効果が企まれてます!

照明の明かり合わせの細密さによくそれが現れてます。

私個人の感想なのですが、
鐘下さんの舞台創りは、まるで黒澤明監督の映画の中にいるような気にさせられます…

吹き出る血飛沫もそうだけど、
地鳴して轟く音や過剰な雷雨の演出効果…など

照明機材の吊り込みの時に、見たこともないほど大きいドラム缶大の照明が2機、頭の上に吊り下げられた。
雷の稲光の照明機材だ。
映画の撮影スタジオぐらいでしかお目にかかれないものが、ここにある(=゜-゜)

いや〜 本番でどんな舞台に立てるのか、
興味シンシン 楽しみです
(⌒〜⌒)

舞台『どん底』、本番1日前!です
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by mop-okamura | 2010-02-24 09:41
稽古場撤収
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〔写真〕

2月19日(金) 朝日新聞 記事
左側→鐘下さん、中央→ペーペル役の児玉さん、右側→私
稽古風景のワンカットです♪

いよいよ明日は、ホール仕込み日です。

馴染み深い稽古場とも 今日で、さらば(;∇;)/~~

本日は最終通し稽古でした。

〈役者〉役のエノちゃんが、こないだ坊主頭にしてきたと思ったら、今日はもう更に過激に!→マダラな虎刈りにしてきてた。
役作りに皆、拍車がかかってきてます。

私は…というと
ここにきて、〔壁〕にぶち当たってます。
前々から稽古でダメを出されてきたひとつが、私の“声”について。
鐘下さんが言うには、私は気持ちが入ってくると“ナレーション声”、“新潮カセット文庫”的な声、いわゆる“声優”声
になるらしい。
血の通った人間の声ではない“作り物の声”になる。。。

自分では意識してない分、やっかいな問題だ。

あと、役者全員に言われてることとしては、

 『意味芝居をするな!』

 『〈自分の〉心情の表現にしかなってない!』

…等があります。

これがね…むつかしい

本番直前まできっと悩むと思う。
でも、不安定で落ちつかない…気持ち悪〜い状態で舞台に飛び出して行った方が、
むしろ今の自分にとっては良い方向・良い結果につながるにちがいない…と感じてます。

あ〜!
明日はいよいよホール仕込み。

時間は加速度的に過ぎてゆく。

何か降臨してきてくれ〜!!!

と切に、自分に自分が願います
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by mop-okamura | 2010-02-23 00:52
ゾクゾク
血しぶきあがってます!

昨日の稽古は殺陣ONLY。
東京から殺陣師の方がみえて、かなりハードな殺陣がつきました!

いや〜血しぶきがリアルにあがってます。。。
映像ではよく見るけど、舞台ではあんまり無いよね、こういうの。

一昨日は、初めて音響入りの通し稽古をやったんだけど
鐘下作品独自の灯り、音、殺陣というのにシビレます♪
もうその灯りや音を見聴きするだけで
(あ!鐘下さんの作品や!)
と分かります。
凄く独自独特なワールドです。
背筋ゾクゾクものです。

私は殺陣好きで、これまでも色々やったけど、
今回のように こんだけ強い男の役はやったことがないf^_^;
いや〜強い!ほんと強い!最強すぎて内心演っててちょっと照れてしました。

私に投げ飛ばされる方々に本当に頭が下がります。
ありがとうございます!

それにしてもこの『どん底』宿の住人たち、バイオレンス過ぎるやろ(笑)。
 乱闘の光景を目の当たりにすれば、
今やクレーシチの、妻アンナへのDVなんて かわいいもんに映ります。

お客さんがきっと固唾を呑み身動きできなくなるくらいの迫真の殺陣です、
どうぞ御期待ください!

さて本日は、殺陣入り通し稽古です。
共演者と息を合わせて頑張ります(⌒〜⌒)

筋肉痛…大丈夫かな!? (^。^;)
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by mop-okamura | 2010-02-21 10:39
衣装パレード
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(写真)コストィリョーフとの2ショット。

加速度的に時間が過ぎてゆく。

今日で〈ミザンス〉、全場つきました。

稽古後に、本衣装を着て出演者勢揃い。

『どん底』の住人たちなのでボロボロな衣装を身に纏ってるんですが、実は生地とか…高価な(?)衣装なんだと思います。
コートなんか着るとかなり重量感あります。

でも、稽古場で“人間のクズ”チームといわれている(笑)サーチン、男爵、役者(←登場人物の役名です)がたむろする中に、同じように身汚いルカ―の私が混じれば、
もういきなり そこだけ灰色に空気がどんより澱んで
そのまま公園とかでフツーに生活していけそうです( ~っ~)

明日から本衣装を着て 稽古に挑もうと思います。

本衣装を着て
少しずつ 本番の空気も身に纏っていきたいです♪
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by mop-okamura | 2010-02-18 00:13
目に見えて〜ソフトコンタクト〜
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ソフトコンタクトレンズを初めて買いました。

舞台上でもいつも裸眼だし(→全然普通に見えるから)、暗転の暗闇も別に問題ないんだけど、

今回の『どん底』は
相手の目の玉の動き、顔色、表情筋のひとつひとつ…微細なところまで見て受けて影響されて 気持ちを動かし動かされていく芝居なので、
相手がハッキリ見えてないとヒジョーにまずいし、ハッキリ見てなきゃ何も表現できない。。。

しかも格闘バイオレンスシーンが結構あるので、ハードコンタクトレンズでは危ない!

クレーシチ役の高橋さんとも
やっぱ今回はソフトやないとダメやな〜と言ってたんだけど
一昨日、甲子園口での落語会を終えた後、ついに、ソフトを購入しました。
高橋さんも今日の稽古からソフト使用でした。

ソフト初装着の感想は、
とにかくもう!目が眼がメが〜 、メっちゃ楽!

いいカンジに世の中が見えてます。映っています(o^∀^o)

でも裸眼視力が想像以上に落ちてたのは、ショック!!でした。
人生最悪の視力です。


今日から稽古は第3クール
『ミザンス』に入りました。

ミザンス…って初めて聞く舞台用語だったんだけど、

役者の舞台上での立ち位置を細かく決めていく作業です。

今までは位置フリーの稽古でしたが、
これからは、気持ちの赴くまま動いてきた役者の動線が整理されていきます。

鐘下さんの指示実演の下、
コンピューターのプログラミングのように、正確に決められていきます。

いよいよ芝居の原型が、〈目に見えて〉カタチづくられていきます♪
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by mop-okamura | 2010-02-15 22:21
流血
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昨日はトンボ帰りで名古屋入りし、『どん底』初通し稽古にのぞみました。

東京から照明・音響さんも来られて
気持ちがハリます♪

景が中盤にいたり
3場に入ってすぐ、舞台上で目尻を切りました。。。

傷口はめっちゃ小さいのに、顔の血って結構流れるんやね

芝居しながら
頬を生暖かいものが流れるのを感じてました。

私よりもきっと
共演者や、端で見てる人の方がビックリしたに違いない(^w^)
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by mop-okamura | 2010-02-13 22:07
無事に終わりました〜♪
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嬉し恥ずかし『早春・初恋寄せ』

盛況の内、無事終わりました〜♪

可憐なウーロン座長の色がはっきり出た やわらかい会でした
(⌒〜⌒)

今回、客席には懐かしい友達がいて
いつもとは違う何だか照れくさい緊張感で高座に上がりました。

そう!〈照れくさい〉は、
今回の寄せのテーマにも通じますね。

今回、何だかバタバタして、個人的に稽古時間があんまり取れなくて…
「まくら」と呼ばれる噺の“前ふり”なんて、もう全く何の準備も出来てない かなり不安な状態だったんです、実は。

ほんまにぶっつけ本番の出たとこ勝負の「まくら」で、
我ながら、よくこんなNo Planで高座に上がれるなぁ〜と
(アドリブ苦手な方なんで)
自分の怖いもの知らずさ加減に呆れました。。。(^。^;)

でも、不思議なもので、
始終リラックスして話をし、それなりにウケてもらえたのは、
きっと今回の一期一会のお客さんと、
舞台度胸だけでは量れない“何か”に助けられたからだと思います。

それは
和やかで温かいお客さんの雰囲気や、
『早春初恋寄せ』というほのぼのした会の性格のせいだったのか…、
同じように初ネタ新ネタに挑む出演メンバーの、緊張に高揚した顔に連帯意識を覚えたせいだったのか(笑)…

とにかく、
高座の上で間近にお客さんの顔を見、集中する視線を浴びながら
限りなく「素」であれた自分を発見させてもらえた高座でした

出演メンバーそれぞれの噺に、それぞれの味が出てたけど

自由で自在な呑兵衛氏の、いつもと違うカチッとした別色の噺ぶりと

ウーロンさんのいつもと違うネタの選択と、それをモノにして噺ている高座風景が
会が終わった後も特に印象に残りました。

でも、まぁ ウーロンさんがやるおかみさんを見て「長命」だとは思えませんでしたけどね(^。^;)

やっぱ「短命」でしょう(笑)
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by mop-okamura | 2010-02-13 00:17



岡村宏懇のブログ
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