<   2010年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧
いよいよ大詰め
b0087245_19594356.jpg

b0087245_19594328.jpg

[人の気配がしたら、ささっと飛び退いて(条件反射)その人に動線を譲ったり。。。]

[光の当たってない暗い方へ暗い方へ引き寄せられて、そこで静かに息を殺して潜んで居たり。。。]

↑…することが得意になりました。

1ヶ月の黒子生活で、そんな挙動が身に染み付いてしまってます( ̄∀ ̄)

気配消して走ったり…とか、お手のものですよ

…忍者かよ(笑)

習い性とは怖くもあり、また、面白いものですね。

昨日は思いがけず嬉しいタイミングもありました。
もう終わりかぁ〜という寂しみを再認識したりもしました。
例年にない いろいろドラマチックな〈都をどり〉を堪能してるのかもしれません。

昨日から、
3ステージ目と4ステージ目の間の休憩時間に、恒例の“お疲れさんセレモニー”が執り行われてます。

芸・舞妓さんの3チームそれぞれが、毎日ラストステージを迎えていくので、
慰労と感謝と打ち上げ的な小さな乾杯が執り行われ、
短い時間だけど、ラストステージ前の寸暇に 花が咲いたように賑やかに盛り上がります。

長い長い拘束から開放されて 晴れ晴れした顔や感傷的な顔、静かな顔や紅潮した顔…いろんな顔が見えます。

芸・舞妓の皆様、本当にお疲れ様でした!

明日は我々黒子にとってもいよいよ千秋楽!です

終わりの実感が全くないんですけど…(^。^;)


チームの皆はどんな顔で迎えるのかな?

私はどんなだろうね?
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-29 19:59
カウントダウン
b0087245_1024242.jpg

終わりってなかなか苦手だ。

終わりが無いのも嫌だが、終わりに向かう日々を過ごすのもなかなか心?の体力がいりますね

芸・舞妓さんの1チームが今日で都ヲドリのプログラムを終えた。(明日から1チームずつ終了していきます)
最終ステージの直前に、舞台スタッフ一同に御挨拶に回ってこられた。

『おおきに。ありがとうございました。』

口々にあがる嬌声。

いつもの聞き慣れた『おつかれやす』とは違う挨拶が、こちらの心の襞に染み入り、終わりを実感させる。

そして今日はもうひとつ、我ら黒子シモテチームの司令官・Tさんの、我らより一足早い都ヲドリ最終日なのだった。

4月ハジメの記憶なんて既にボォ〜と霞がかって心もとないが、
Tさんは、不様な私を黒子がましく導いて下さり、
ハガイの持ち方から、移動する時の力加減、舞台のどこに注意し、どこを目配りしなきゃいけないか等…たくさんの黒子作法を手取り足取り粘り強くご指導くださった。
ときにはその口調に凹んだこともありましたが(^。^;)、それも今や懐かしくて有り難くて、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

迎えたTさんの最終ステージ。

これまで教えて頂いたことをTさんの前で完璧に!やりこなしてみせ、それが私からの御礼&感謝だと臨んだら、なんだか私の方が“緊張”してしまいましたよ(^。^;)、ほんとに。

いつもよりシンミリして見えた司令官・Tさんの黒子最終ステージでした。
しっかり見届けさせていただきました。

〈心ん中で最敬礼!〉

ありがとうございました!

明日からのステージは千秋楽に向けて、いよいよ近づく[終わり]へのひとつひとつのプロセスとなる。

一個一個、周到に終わらせていきながら、終わるスピードに私の気持ちが置いてきぼりにならないよう終わらせてゆきたい。

きっと忘れてることいっぱいあるけど、今、忘れないでいることぐらいは やり終わらせていかなきゃな。

今日。お土産に売ってる都ヲドリ記念チョコレートを買い忘れないよう購入。毎年買ってるし、ね。

あ!そうだ、H君に借りた本 まだ読みきれてないし!

あと5日で読まなきゃなんなぇじゃんよ

やば!


とにかく早く速く

 終わりへ

  終わりへ急げ!
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-26 10:02
3/4終了
b0087245_12133519.jpg

b0087245_12133585.jpg

連日の『都ヲドリ』も早や 3/4(今日で88ステージ)終了しました!

連日、黒子で 同じ役割を延々とこなしてるわけだけど、
ここまできたら、もうやるべきことも身体がすっかり覚えてるし(細胞レベルで染みついてます。。。(^。^;))、
かえって1日休んだりすると、なんだか気持ち悪いっていうか落ち着かないというか…生活のペースが狂ってしまう。

ほんと毎日毎日!
ず〜っっと 都ヲドリの[同じ景色]の中にいて このままいつ果てるともない永遠の時のまにまに漂ってます(^。^;)

でも、
そろそろ“終わり”が意識されだしてもきています。
名残惜しさが忍び入り 一本二本と後ろ髪を少しずつ引っ張ってゆきます。

今年はチームが変わったし、最初はヤイヤイ言われっぱなしで戸惑いましたが、
今はもう慣れて愛着もひとしお、チームメンバーとのやがて来る解散が寂しいくらいです。
毎日くだらない冗談をとめどもなく言い合ってます(笑)。
例の喧し屋?のTさんとのボケ・ツッコミが、今や私の一番の楽しみであり、張り合いになってます(o^∀^o)

あぁ。も〜ひと頑張りだなぁ

本番中は舞台もバックステージも 小さなドラマが色々生まれては消えてゆきます。

あと27ステージ!

染井吉野は散り終わったけど 八重桜はまだまだ春を咲き誇ってます。

都ヲドリの「桜」も いよいよ今月いっぱいですが

まだまだ春の盛りを咲き誇っています。
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-23 12:13
キャンパスへ
私の担当する『演劇論』の履修学生は一・二回生だ。

これから始まる4年間の大学生活に胸踊らせ 弾んだ面持ちでいる皆を見て、
私の心も一緒に弾んだ。

最初はガイダンスってことで講義をするつもりはなく、学生とざっくばらんな話をしながら、皆の意識調査をしようと密かに考えてたんだけど、いや〜正直、ショックだった。。。

何がって?

30分くらいたった頃かな。

一人の活きのいいイケメン男子学生から声があがった。

「先生の話、難しいよ〜。俺、30分以上頭使うのは集中力の限界、無理〜」

え!?…むずかしい?…

いや…今、ざっくばらんな話をしてるんだけど…そ、そうか…

(…むずかしい?)

学生はいつだって素直で正直だ。

(むずかしいこと言ってるかオレ??…と言う自問自答はこの際無意味だ。私の話がそう思われたって事実だけが正しい。)

かなりショックを受けて動揺してしまった私。

思わず、「わかった。んじゃ、とりあえず観てもらおうか」

とにかくこの際、学生には頭休めて観てもらった方が良いと判断し、
鑑賞を通じて“舞台表現”のひとつの在り方を感じてもらおうと思った。。。

(…なんだか捨て身の授業展開になってきた)

気がつけば
上着を脱ぎ捨てて教壇に飛び乗り、そのままそこで「落語」を一席披露していた。

準備無しに落語を噺すのも初めてだし、着物じゃなくスーツのままやるのも初めてだし、ましてや座布団もない固い教壇の上でやるのも初めてだ!

でも。授業が終わって出席カードを回収した後、学生のコメントを見て、やや安心した。

興味をもってもらえたかな?

楽しんでもらえたかな?

(30分弱の落語を聴く集中力はあったじゃん、イケメン君!
そうか。。。私が迫力ある 飽きさせない講義をすればいいってことなんだよな、結局。
君、おもろいな(⌒〜⌒)。 できるだけオモロイ講義を私も心掛けるから、休むんじゃないぞ〜。)

最初、やりたいこと、伝えたいことがいっぱい有って 通年の授業コマ数では足りないなぁ…と思ってたんだけど、皆の顔見て、講義内容を大きく変更しようと思った。

今まで、高校のクラス劇指導をはじめ、演劇指導で相手にしてきたのは全て[演劇をやる!]ことが前提の生徒たちだった(…ということに改めて思い至らされた)。
演劇に対するモチベーションの高い学生が相手だったのだから、そりゃ、やりやすいものだった。
でも今、私の目の前にいるのは本当にフツーの大学生なのだ。
別に俳優を志望するわけでもなく、演劇を発表したいわけでもない。
高校の授業に無い科目だったから。。。単純に(面白そう)だったから。。。という純粋?な理由で席を並べてる学生たちなのだ。

ギアチェンジ 余儀なし!

当初予定していた講義内容を変更し、
実践的な[表現の探求]についてはしばらく措くこととし、
先ずは、演劇に興味を持ってもらうことから始めたい。
[演劇について]の狭い閉じた話しに終始するのではなく、例えば、演劇は実社会とどう手をつなぎあえるのか?だとか、演劇は何の役に立つか?等を知ってもらいたいと思った。
この場合、平田〇リザ氏の“コミュニケーションデザイン”の考え方は大きな示唆を与えてくれるかもしれない。

井上ひさし氏は確か
『難しいことをやさしく やさしいことを深く 深いことを面白く』(←記憶違いしてたらすみません(^_^;))
…みたいなことを述べておられたのを何かで読んだ。

私の講義もそうありたいな〜なんて大それたことを思います。

格差激しい この能率主義の世の中で、アナログ的な、人と人とのふれあいの中でしか創ってゆけない[演劇]の持つ“意味”を考えながら、知識の獲得だけにとどまらない体験的な講義ができればなぁ。。。と思っています。

道程は遠く険しいけど、

よろしくお願いします☆
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-17 22:42
1/3が過ぎて
b0087245_20131124.jpg

今日で44ステージが終了です。

芸・舞妓さんの華やかな舞台が連日展開されてます。

我らも連日、舞台袖の同じ空間で 同じ役割メニューをこなしています。
役割に関して 小さい発見は毎日あるし 気はぬけないのだが、でも…ここにきて さすがに慣れてきて、ちょっとマンネリ気味になってきたかな!?(^_^;)

…まだ半分も過ぎてないのに(^。^;)

黒子の先輩達もそろそろお疲れか、イイ感じに壊れ出して(笑)、
現場の雰囲気 かなり和やかです。

役割を無事こなすことに全ての気を張ってた[スタート期]は過ぎて、今や[安定期]に入り、気持ちに余裕も出てきました。

誰にとっても今や、同僚とのお喋りだけがマンネリ打破の唯一の[気つけ薬]。

人は見かけだけでは分からない…というのは本当で
何気に喋ってる内に自分と意外な接点があったり、
自分の中ではとっくの昔に終わってたブームに話題が至って、興味の火種が再燃したり…と、なかなか面白い。

H君というベジタリアンの、見かけ“仙人”風の若者とチームが一緒なのだが、年齢が近いわけでもないのに、なんとなく 話が合う。

彼の関心の幅は広い。

武道・書道・禅・祭り・秘境巡り・集落・地方信仰…

とにかく今目の前にあるのは毎回同じ!目に写る何ものも変わらない本番の進行だけ。

それから逃げるように 抵抗するかのように、
刺激を求めて
お喋りの話題はあっちこっちに広く浅く飛ぶ。

その飛び火した話題のひとつに“書”の芸術があった。

面白い“書道人”がいるという。
号を『子龍』という。

「芸談」に人生を透徹する眼差しがあって、その革命的な気質が面白がれると言う。
その『子龍』の本を貸してくれた。

お返しに
最近、H君は居合いに関心があって日本刀を調べてるとかいうし、剣豪の話で盛り上がったので、
本棚に埃を被って汚れたままに放ってあった『武芸流祖録』という本をひっぱり出してきて 貸してあげた。

時間は飛ぶように過ぎて行くけど、
自分からは決して読む機会はなかったはずの本を借りて読む…なんてひと時は、

まちがいなく!

この期間ならではの“成り行きまかせ”に身を任せた楽しい過ごし方のひとつです♪
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-11 20:13
チェリー ダンス
b0087245_21155554.jpg

b0087245_21155547.jpg

桜満開ですね〜♪

1日に初日を迎えた[都ヲドリ]も、もうあっという間に20ステージが終わりました。

今回の黒子の仕事もようやく慣れて落ち着いてきた頃ですが、毎日 何かしら技術的な発見があるし、注意もされるし…で、気はぬけない。

今回の私の役割のひとつに、
第七景「一力茶屋」で座敷の障子を開ける…
という“大役”があります!

芸子さんの踊りの途中で、
障子が左右に音もなく別れ別れに開いてゆき、
雪積もる雅やかな庭先の眺望がだんだん開けてゆく…
という、大事な場面。

私は本番中、舞台の中の障子のカゲにずっと隠れていて、その場面がきたら!お客さんから私の姿が見えないよう気をつけながら 障子と一緒にスルリスルリ〜と移動して開けてゆきます。

私は客席から見て左側の障子を開ける担当です。
ってことは当然 右側の障子担当者がいるってことですよ。
2人の息がピタリと合って、同じ速度で開いて同じタイミングで止まら…なけりゃならない。
障子ったって1枚ならまだいいけど、左右2枚ずつを同時に開けてゆくんだよね。

建て付けも良いとはいえないから、滑るように同じ速度で(ス〜〜〜)っと開けてゆくのは なかなか難しい。

たぶんやってる最中、息してません! 私(笑)

今日の4ステージ目、チームリーダーのTさんから

  「お!…うまい」

という、お褒めの呟き?をいただいた(⌒〜⌒)

 ホッ。

うん。我ながら上手くいってたような気がする(゜∀゜;)ノ

開けるタイミングの、この感覚を忘れないようにしなきゃね。

巷の桜は今が見頃、真っ盛りですが、
舞台の上の桜 ― cherry dance(都ヲドリ)はまさに今!始まったばかりです。
[PR]
by mop-okamura | 2010-04-05 21:15



岡村宏懇のブログ
by mop-okamura
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30